公益財団法人ソフトピアジャパンが制作・公開している「岐阜県IoT活用・支援事例集」。その中で、VIVエンジニアリング株式会社様のIoTを活用したテレワーク等DX推進の取り組みが紹介され、その一つにSococoが取り上げられました。
リモートでの品質&生産管理、テレワークの推進などDXによるグローバル生産体制で競争力強化!
この事例では、「岐阜県IoTコンソーシアムワーキンググループ事業費補助金」が活用されるなど政策的な後押しも受けられています。
このような支援事例も含め、この事例集では、岐阜県内の主に製造業の企業が、IoTを活用し、現場の作業改善や、工程管理、業務プロセスの改善などに取り組んだ様子が記録されています。
VIVエンジニアリング株式会社様は多くの課題感をお持ちで、例えば、中国工場での検査精度の低さや、紙ベースのデータによる拠点間の情報共有漏れ、紙ベースのため出社しなければ情報が見られない、条件不利地域のため、新規の雇用が非常に難しく、かつ営業部門が全国にある顧客に対して岐阜の事務所を拠点にして動かなければならない等です。
これらの課題に対し、リモートでも普段と同様に仕事ができるように、リモートアクセスツールの導入や情報をクラウド化、IoT化することで働く場に縛られない働き方を実現。
社員全体の約4割がテレワークを体験し、間接部門だけでなく、現場現物主義で進められてきた品質管理部門の責任者もテレワークを実践したそうです。
加えて、
「お互いの状況が把握できない」、
「気軽に集まって相談しづらい」、
「会話中に簡単に参加者を増やしたい」、
「一体感がほしい」などの課題が顕在化したこともあり、これらを解決するためのツールの一つとしてバーチャルオフィスSococoを利用くださいました。
将来的には、テレワーク率5割を目標とし、バーチャルオフィス上で、テレワーク実践者、出勤者、中国工場ともコミュニケーションを促進することを目指すそうです。 VIVエンジニアリング様は、バーチャルオフィス以外にも、「画像寸法測定機」を各拠点に配置し、製品の検査時間の短縮や、精度向上、測定データの共有を実現することで、遠隔でも、リアルタイムで製品の品質を監督できるようになったそうです。 生産性の向上や人材確保といった、多くの企業が乗り越えたい壁を、IoTをうまく活用することで乗り越えている素晴らしい事例です。
ご興味のある方ぜひ、ご覧ください。