Case
サッポロビール株式会社 北海道本部
https://www.sapporobeer.jp/
・事業内容:ビール・発泡酒・新ジャンル・ワイン・焼酎などの製造販売、洋酒の販売、他
当社では多様な働き方を推奨しており、テレワーク制度は既に導入済みでしたが、一定の理由(介護・育児など)があり且つ、条件を満たす場合に社員が申請をし、承認を受けるものでした。 新型コロナウィルス感染拡大により、全員がテレワークを行える環境づくりを早急に進める中、前段としてITリテラシーの底上げとその更なる活用のため、社内IT部門による「Teams」に関する勉強会をオンラインで実施し、重ねてマインド面においてもテレワークに関する理解と実施の効果を高めたいと考えました。
■検討プロセス 手探り状態でスタートした中で、テレワークに対するアンコンシャスバイアスや、コミュニケーション上の課題が見えてきました。 まずは、これらに対する新たな知見を得て、各自が生産性向上のヒントを発見できるような機会をゴールとする外部講師講演会を計画しました。さらに、テレワークの可能性や推進効果を知ることにより、「afterコロナ」においても働き方改革に向けての前向きな気づきを得られることも重要と考えました。
■テレワークマネジメントを選んだ理由 北海道内の女性活躍推進関連の取り組みにて田澤代表のセミナーに参加し、実際に北海道北見市に拠点を置き、テレワークをベースとして事業を展開されている取り組みに触れ、社内でも情報共有の機会を持ちたいと、田澤代表へご講演を依頼させて頂きました。
業務部 山田彩子様
<参加者の声>
・急なテレワークで戸惑いながらも、テレワークの働き方を少しずつ自分で構築していましたが、この仕事は無理と思わずにまた一歩前に進もうと思いました。
・テレワークが出来る様に変えていくことが重要。距離に関係なく(会社に行くことなく)仕事が出来る。
・テレワークに対する考え方が180度変わりました。テレワークの可能性をある程度は理解しつつも、自分の業務に置き換えるとどうしても限度があると感じていたが(最近特に)「テレワークでは仕事が限られるという考え方をやめる」との一言に私が求めていた答えがあったように感じた。
・コロナ禍になるまで、働き方改革の一環でテレワークを推奨されてきたが、実際抵抗はあった。テレワークでは仕事が限られるという考えがあったからだ。しかし行かなくても大丈夫な業務の進め方、仕事を変える といった発想があるのだと気付かされた。
管理職には「自走型」・「自燃型」の人財育成や、すべてのメンバーが有機的にかかわりを持つことで常に前進し続ける組織・チームづくりを推進する役割が期待されています。 そのためには従来の対面によるタスク管理型マネジメントに捉われない、テレワークをはじめとしたICTを活用した「自在な」働き方に関する情報に積極的に触れ、導入・実践することで誰もがどこにいても成果を上げられる強い組織づくりに関する取り組みを継続していきたいと思います。
お客様の課題を受け、検討・協議の上、テレワークの一般的な知識、効果などをレクチャし、認識を一つにした上で、テレワーク下で起こり得るコミュニケーション課題やその解決方法について自分ごととして考えてもらえる内容を企画しました。
<主な内容>
・テレワークの動向、コロナ過で変わる働き方
・テレワークのマネジメント、コミュニケーション課題
・バーチャルオフィス活用法
・テレワークをきっかけとした業務の見直し